2006年 09月 15日
八朔 |
先日二百二十日のことをこちらに書いた際に、「八朔」という言葉を思い出しました。
八朔といってもミカンのそれではなく、旧暦八月一日のことです。
言葉は聞いていても、この日について何も知らなかったので調べてみました。
夏から秋への季節の変わり目の頃、本来は農家の穂掛け行事として豊作祈願をお祝いする日だったようです。
その昔には、”田実の節”と言い、稲の実りを祈願する行事も行われていたようです。
旧暦だと八朔は9月半ば~今年ですと22日にあたるのでしょうか。虫の声も楽しい季節ですね。
素朴な琴
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐へかね
琴はしづかに鳴りいだすだらう
-八木重吉-
八朔といってもミカンのそれではなく、旧暦八月一日のことです。
言葉は聞いていても、この日について何も知らなかったので調べてみました。
夏から秋への季節の変わり目の頃、本来は農家の穂掛け行事として豊作祈願をお祝いする日だったようです。
その昔には、”田実の節”と言い、稲の実りを祈願する行事も行われていたようです。
旧暦だと八朔は9月半ば~今年ですと22日にあたるのでしょうか。虫の声も楽しい季節ですね。
素朴な琴
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐へかね
琴はしづかに鳴りいだすだらう
-八木重吉-
by vita30
| 2006-09-15 00:30
| ひととき